2016年01月04日

絶たれた在宅看護

8時過ぎに起きて出かける準備。
玄米茶を温め、玄米がゆを仕上げてサーモスに詰めて、苺と一緒に持って出る。
10時30分ごろ病室に着くと、母が昨日38度越えの熱が出たと言う。
ほとんど何も食べられないし、オキノームも2時間もたなくなっていると言い、昨日の夜も9時のロキソニンを飲んだ後、2時に痛みで目が覚めてオキノーム、また4時に痛みで目が覚めてオキノーム、そして朝6時のロキソニン。
そして今、またオキノームの服用。
お腹の中でねじれるような押されるような痛みが常にあってしんどいと言う。

遂に母が日一日自分の命の火が消えていくような気がすると弱気なことを言い出して泣きそうになる。
さっき主治医の先生が様子を見に上がってきて、市立病院への転院を勧められたと言う。
母的にも、もう一人で家で過ごす自信が無いと言い、このお正月の帰宅でそれを実感したと言う。
もう少し動けると思ったこと、出来ると思っていたことが出来なくなっていてショックを受けたと言う。
庭での水遣りも、ジョーロに水を入れて立ち上がる時に立ちくらみがするし、足元がフラフラするし、こんなはずじゃ無かったのにと自分の体力の低下を実感したらしい。
大好きな花の手入れすらもまともに出来なくなっていることすら悲しいと。
思うように動けない歯がゆさと諦めが精神的にも母を追い詰めているようで辛くなる。

看護師さんが来て、明日のK病院との面談用の紹介状とCDを渡される。
主治医の先生に外来に呼ばれ、母の今後について話をされる。
今日顔を見に行ったけど、顔つきが明らかに変わってきて悪化してきているのが分かると言い、残された時間が長くないことを示唆される。

私たちが仕事の間、母が一人になるのであれば、このまま家に帰すことはできないと言われる。
今はちゃんと話せたり、自分でトイレに行ったり出来ているが、急に何が起こるか分からない状況になってきているので、一人で置いておくことは危険だと言われる。
私が介護休暇を取って付きっきりになれるのなら別だが、それも急には難しいだろうし、もし付きっきりでも病状が急変したときにすぐ対処できるよう、近くの市立病院に入院歴を作って置いたほうが良いと言われる。
まず転院で緩和ケア病棟に入ってから、調子が良いようであれば家に帰るよう外泊したり、一時退院するという形をとったほうが良いと言われる。
その病院を市立にするか、K病院にするかは、明日の面談の先生の印象で決めれば良いと言われ、いずれにしても自宅介護の道は無くなった。

そんなに悪化しているなんて。
どうしよう、こうなればできるだけ母に付いていてあげたいけど、会社に言って休職できるだろうか?
先生との予定外の面談で10分遅刻で出勤。

1時過ぎに母から電話あって、先生との面談がどうだったか聞かれる。
正直に、今の母だと家に一人にはできないので、明日K病院の面談をしてどちらかに決めて、まずは転院してから一時帰宅を考えたほうが良いと言われたことを伝えると、母も納得しているようで、じゃぁ明日K病院を見てきておいてと言われる。
母のか細い声、こんな声じゃ無かったのに。

6時前にまた母から電話があって、A先生に息子さんの写真を見せてもらって可愛かったと嬉しそうに言ってくる。
先生に似ていて、アンパンマンが大好きなやんちゃな坊やなんだって。
下痢も続いていたから、朝にA先生から下痢止めをもらって飲んでおさまったとのこと。
明日、妹も一緒に行った時に腫瘍の画像を見せてくれるとのこと。

帰り道、母とのそう長くない時間について考えると涙が出てくる。
最後の頼みのサプリは効いてくれないのだろうか。
お願い、神様!

玄関とベランダの水遣りをして、ゴミ出しをして着替えて降りる。
妹に主治医の先生の話を伝えて、自宅への帰宅が無理なこと、母の状況を言っておく。
暗い晩御飯になってしまった。


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posted by おばちゃんの長女 at 23:58| Comment(0) | 病状経緯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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